kasu [marc]【要冷蔵品】
¥2,420# 新・定番酒「kasu」シリーズに込めた思い
今季、新しく定番酒として仲間入りした「kasu」(かす)シリーズ。
※「kasu」シリーズ第1弾は、kasu [sansho lemonade] を発売しました。
クラフトメーカーとしてプロダクトを製造する際にどうしても生まれてしまう粕(かす)。
今まで、自由研究シリーズ「haccoba LAB_」でもたくさん “粕(= 未利用資源)のお酒” を出してきました。
未利用資源から新たなプロダクトを生み出すことができる喜びももちろんあるのですが、粕は(お酒の発酵にとっては扱いづらい)油分や栄養分などが抜けていることも多く、味わいをつくり上げていくうえでも、むしろとても優秀なことがわかってきたのです。
そこで、haccobaらしいお酒の1つとして、より一層自信を持ってお届けできるお酒を、新たに定番酒として発売することにしました。
ブリコラージュ的思考に基づいた、粕をもちいた酒づくり。
「kasu」、という言葉の響きから連想されるイメージを覆していけたら嬉しいです。
# 商品概要
日本酒でもワインでもない、ジャンルの垣根を超えたお酒が定番酒の仲間入り。
お米と一緒に、ワインの搾りかす(マ-ル)を発酵させています。
搾りかすは、今回も宮城県川崎町のワイナリー・Fattoria AL FIOREさんから頂いています。
2022年からワインの搾りかすを使ったお酒を一緒につくっておりますが、今回は「Ohno Field Blend」というキュベの粕を頂きました。
アルフィオーレさんのトップキュベでも使われる山形県高畠町の大野農園さんのメルロー, シャルドネ, マスカットベイリーA, 他生食用葡萄を混醸(フィールドブレンド)している銘柄です。
アルフィオーレで唯一揮発酸を出すキュベですが、その少しネガティブな要素も、バラン スによっては、とても良い構成要素の一つとなります。
お米由来の柔らかな旨みや酸味、そこに合わさるワイン由来の綺麗な酸味と渋みがなんとも魅惑的です。
垣根を超えた挑戦でありながら、どこか安心感のある味わいだからこそ、幅広くお食事と一緒に楽しんで頂けるかと思います。
おすすめの飲み方は、こちらのnoteにて公開予定です。
# 取り扱いに関するご注意
・到着後すぐに冷蔵保管してください。
・長期間保管していると、酵母の活性により中身が吹き出る可能性があります。よく冷やし、中のガスを抜くようにゆっくりと開栓してください。
・瓶の底にオリ(お酒の成分)が沈殿している場合がります。開栓後、注ぐ前にゆっくりと中身を混ぜるとより美味しくいただけます。
品目 | その他の醸造酒 |
原材料名 | 米 (福島県産), 米麹 (福島県産米), ワインの搾りかす |
精米歩合 | 88% |
アルコール分 | 12% |
内容量 | 500ml |
製造所 | haccoba 浪江醸造所 福島県双葉郡浪江町大字藤橋字原61-35 |
協力 | アグリロード (米), Fattoria AL FIORE (ワインの搾りかす) |